漢方とハーブ

漢方とハーブは、どちらも植物を利用します。それぞれどのように違いがあるのでしょうか。

漢方とは

漢方は合成薬より副作用が少なく、しかも薬に近い効果が期待できる自然素材を利用した療法。体質改善から治療までカバーでき領域が広い。素材(原料)は、天然・自然のものを用いるため、薬とは違ってビタミン・ミネラル類も含む。漢方は単品で使用することはなく、いくつかの素材を調合して利用することが多い。効き目を重視するため 飲みにくいものもある。薬用漢方は材料とその割合が厳密に決められています。使用される植物の「種類」や「部位」が厳密に限定されます。また、ハーブは植物のみを使用するのに対して、漢方薬の素材は植物だけではなく、骨や角といった動物由来のもの、化石といった鉱物も含め、その症状を改善するように調合されています。

ハーブとの比較

ハーブは副作用がほとんどみられなくて、子供からお年寄りまで日常的に利用することが可能です。継続することで自然治癒力を高めることができます。心身両面に作用するのが特徴で、その人に備わっている本来の状態に近づけていきます。穏やかな作用で 医薬品のような即効性はありません。ある程度の期間の服用でじっくりと体質を改善していきます。また、症状の改善には個人差がみられ、比較的すぐに改善される場合もあります。漢方薬用ではないけれど、その効能に近いものとして摂取できるところがハーブの魅力です。ハーブティーとして、好のブレンドで楽しむことができます。

漢方とハーブには、それぞれ異なった特徴があります。それぞれの長所を生かし賢く使い分けることが大事ではないでしょうか。

漢方医学の特徴

漢方薬は自然界にある植物や鉱物などから抽出された生薬を複数組み合わせて作られた薬です。漢方薬は一つの製剤に複数の有効成分が含まれているために様々な症状に効果が期待できるのが大きな特徴です。漢方医学は患者さんの症状や体質を重視するので、体質に由来する症状や検査にあらわれない不調などを得意とします。

服用の期間と効果

漢方薬は効果が出るまでに通常は1-2週間程度かかるといわれていますが、数時間から数日で効果があらわれるものもありますので、一概に長く飲み続けなければ効果が期待できない訳ではありません。一方で慢性の症状や病気に使用する場合には1か月程度かかることもあります。

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木 3月 17 , 2022

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